昨日は大好きなキングダムの60巻が発売されたことと、2020年の締めくくりとして、TCS認定コーチのキングダム好きが集まりささやかな忘年会でした。
毎度驚かされるのは、注意深く丁寧に読んでいるのにも関わらず、自分は全く気付いていなかった描写に気づき、そこからの解釈がたくさん生まれること。どれだけ、普段自分がキャッチできている情報が限定的なものであるのかを実感します。
そして不思議なことに自分の視点が広がることで、物語がより面白く感じられたり、もっと知りたいと意欲が高まっていくこと。コーチングに出会って心からよかったなぁと思うひとつは、まだまだ限定的な私の視点がこれでも少しは広がって、大好きなものをより好きになれる視点や、苦手なこと、嫌いなことにもてる興味の視点が広がったことです。
そう考えると、ものごとでも人に対してでも、好きになり、続けることには自分や相手に向ける興味の視点がある程度必要になってくるのだと思います。理解できないなぁと思いながら関わることと、興味を持って関わること。少し考えただけでも、そこからの影響なんて大きく変わってきそうですよね。
そんな私も、実は数年前に初めてキングダムを進められたときには、『うーん、絵がすきじゃないかも・・』と一度は安易な好き嫌いでジャッジしたのでした。それでも、熱の入れておもしろさを語り続けてくれた友人には感謝しています(笑)
そんなことを思い出しながら『今は、上辺の好き嫌いでもったいないジャッジをしていないだろうか』なんてことを考えながら眠りにつきました。
今年は、家が過ごす時間が多くなったのでキングダムを一気読みしました~という声をちらほら聞けて嬉しかったなぁ。同じものを見ても、読み取れることや得られる感情が変わるのは、自分の視点の広がりに変化がでているからなのかもしれませんね。
絵が好きじゃないと言いながらも、読むことを選んでくれた過去の自分にありがとうと言いたいです。