1on1というと、なじみがない方もおられるかもしれませんが、部下との個人面談の時間、または上司と定期的に面談をする時間とすると、身近に感じられる方も多いのではないでしょうか。
今、多くの企業で取り入れられている 1on1 。私も会社員時代、上司の立場としても部下の立場としても経験しましたが、
正直、何を話せばいいのかわからない
何を聞かれるんだろう・・
そんな気持ちで、面談時間が入っている日は少しナーバスになっていたことを思い出します(笑)
今、改めて思うのは1on1の時間さえ設ければ、もれなく効果的というわけでは決してなく、1on1の質をどのように高めていくかを試行錯誤し続けることが、効果を高めるヒントになるのではないかと感じています。
上司との面談で、何でも相談できるわけじゃない
社外コーチとして、1on1をさせていただくとき。出てくる話題は、仕事のことばかりではありません。家族やパートナーとの話題など一見今の実務に直結しているように思いにくいような話題も多くでてきます。
私自身、こういった事柄が自分の仕事に対するモチベーションや、集中力に影響することは体感としてわかっているものの、そんなことは上司に相談するべき事柄ではない。と解釈していたことがとても多かったなぁと思います。
一生懸命仕事に取り組んでいることや、がんばりたいと思っているこの気持ちは嘘じゃないのに、実務外に思える事がらの相談をすることでやる気がないと見なされてしまったり、何かしらの評価をされてしまうんじゃないか、という不安があったんですよね。
ですが、いつも実務で忙しい中で、本来の自分が大切にしたいと思っていた事柄を改めて自分で言葉に直してみたり、少し俯瞰して今の自分を見つめなおせる面談の時間には、価値も感じていました。
社外コーチという選択
社外の、専門知識も持っていない相手に、仕事の何を相談するの?
とたびたび疑問をいただくこともあります。コーチは、アドバイスをしたり具体的な仕事の指示をすることはありません。だからこそ、相手からの評価や、話すことの影響に気を取られずに自由に話すことができます。自分の想いや考えを改めて言葉に直すことで、思考の整理ができたり、改めて自分を客観的な視点で見つめなおしたりする機会につながります。
私も覚えがあるのですが、目の前の実務に集中するあまり、本来の目指す先を見失ってしまっていたり、職域上で常識と考えられがちな枠内で発想することに疑問をいだかなくなっている事柄が実はたくさんある中で、社外のフラットな視点の人から改めて問われることで考えを深める機会に繋がることが多かったように感じています。
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