会社で出会う “不機嫌ハラスメント” どう対処すればいい?

もし、会社の上司がしばしば不機嫌だったら。

きっと、とても気を使うと思いますし、仕事上で不可欠なコミュニケーションさえままならないということも起こってしまうかもしれません。

この記事を書こうと思ったきっかけは、以前に書いた不機嫌ハラスメントに出会ったらという記事の反響が私の想像を超えて大きかったから。

まだお読みでない方はぜひご覧になってみてくださいね

会社の上司が不機嫌で困っている

今は、”ハラスメント”に関しての感度が高まっている世の中、○○ハラスメントと新しい造語ができることも多くなりました。どうして”不機嫌ハラスメント”をするんだろう??と原因を考えてみたときに、人が不機嫌になってしまう理由なんて、いくらでも考えられますし、その根本をどうにかしようとしてもなかなか難しいと個人的には感じています。

人の悩みの9割は人間関係である

という言葉を聞いたことがる方もおられるかもしれませんが、私たちの日々の悩みのほとんどは、人間関係からくるもの。ここを良好に自分にとってストレスのない形を築けるかというのは、快適に日々を過ごす上では、欠かせない点なのではないかなと思います。

不機嫌をまき散らす相手にこそ、コミュニケーションを学んでほしい!と強く思う気持ちは、とっても想像できるのですが、現実的には難しい場合も多いと思います。ここでは、日々必ず関わらなければいけない相手と、いかに自分が苦しくならない関係性を築くかという点について、考えてみたいと思います。

不機嫌のバックグラウンドを想像する

もし、直属の上司が不機嫌そうだったら。原因がわからなければ特に、不安になりますよね。自分が何かしてしまったんだろうか・・なんて、考えてしまったら仕事も手につかないのではないでしょうか。

直接的に、なぜ不機嫌なのかを話してくれる方なのであれば、理解もしやすいかもしれませんが、多くの場合はそうではないでしょうし、正確に知ることは困難だと思います。

もしかしたら、年頃のお子さんとのコミュニケーションに困っていてフラストレーションがたまっているのかもしれないし、
上司も、仕事のプレッシャーを感じているのかもしれないし、
昨日からずっと歯が痛いだけなのかもしれません(笑)

仕事じゃない部分の影響で機嫌が悪いということも、珍しくないと思います。

そう、わからないんですよね、正確には。

だからこそ、”もしかしたら、○○なのかもしれないな” と心の中で想像するだけで、上司の不機嫌に反射的に反応していた頃よりも少し気持ちが落ち着くのではないかと思います。

 

心の中で、適度な距離感を保つ

必ず関わらないといけない相手と、距離をとるというのは、難しい場合もありますが、心の中の距離感はあなたの自由に決めることができます。たとえ、職場では近い関係性だったとしても、仕事が終わりプライベートに帰ったときには、あなたの心の中からスッパリ切り離すことだって、できるのです。

自分がどんな気持ちで過ごしたいのかは、自分が選択する

私が、コーチングを学ぶことで日常生活がとても楽になったなぁと思うのは、自分の感情に振り回される機会が減ったことです。けっこう、喜怒哀楽が激しかったので(笑)、特に怒りの感情や悲しい感情が高まり、自分でもコントロールできないというのはなかなか苦しかったなぁと思います。

もちろん、人間なので湧き出てくる感情を味わうことはとっても大切なことだと思っていますが、どんな感情を大切に生きていきたいかは、自分でも選べることなのです。

目の前に起きる出来事をどんな風に捉えて、どんな自分の感情を味わうか。

この”捉え方”は、人によって本当にさまざまですが、ご機嫌に過ごす時間が長い人は、”捉え方”が上手という風に言い換えることもできると思います。

わかりやすい例でいうと、何か指摘を受けたときに、

自分の成長の機会をもらって、ありがたいなぁと思う人もいれば、否定されたように感じて、落ち込んでしまう人もいる。

どんな風に捉えたからといって、正解があるわけではないので、それなら自分がより成長できたり、より心地よい感情を味わえるような捉え方を自分で選んでいければいいのかなぁと思っています。

これは、私もまだまだ日々修行中の身ですが、相当自分の変化を感じているところです。

さいごに

ここまで、お読みいただき本当にありがとうございます。最後にぜひ考えてみてほしいと思うのは、

今あなたを悩ませている”不機嫌”な相手と、あなた自身は本当はどんな関係性になりたいという願いがあるのか、ということ。

もう大っ嫌いでできるだけ関わりたくない!という場合もあれば、不機嫌なところは嫌だけど、こんないいところや尊敬するところもある。本当は、ざっくばらんに気を使わず相談できるようになりたい。と感じている方もおられるかもしれません。

人間関係では、自分が望む関係性以上の結果は得られない、と言われています。目の前の相手にとって、どんな存在になりたいのか、どんな関係性を築きたいのか、ぜひ一度考えてみてくださいね。

その中で、全力で相手と距離をとることを選んでもいいと思いますし、少し今までとは違った気持ちで相手を見てみるというのもいいと思います。

きっと、相手のことをとても真剣に感じるからこそ、ここまで読み進めてくださったのだと思います。そんな風に、相手のことを考えている時間をとっているあなた自身のことも、ねぎらってあげてくださいね。

自分が、日々心地よく過ごすために、相手との関係性を築きあげていくためにコミュニケーションを学ぶことに興味を持ってくださった方は、ぜひ下記の記事もご覧になってみてください。

 

 

関連記事

  1. 副業禁止だけど、コーチとして活動したい

  2. 『キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力』

  3. “見方”を変えると、広がる可能性

  4. 埋めようがない「価値観の違い」に出会ったら

  5. 『嫌われる、怒らせる、傷つける』事が怖くて言いたいことを我慢…

  6. また言ってしまった、という失言や暴言を後悔しがちなあなたへ

Profile

TCS認定コーチ/一般社団トラストコーチング法人営業部
藤田 純子(Junko Fujita)


大手人材会社で8年間医療福祉業界の人材サービス業に携わる。手がけたスタートアップのうち、介護職の人材紹介部門はのちに業界トップシェアを獲得。
その後、同社人事部にて教育部門を設置。新人研修、リーダー研修など年間のべ1,500人以上の幅広い社内の人材育成研修を担当する。


現在は、トラストコーチングスクール認定コーチ型研修講師として、企業研修や、ビジネスパーソンへの個人コーチングを提供。