どんなときも、自分がバッターボックスに立つ覚悟があるか?で驚くほど吸収できるものが変わってくるというのは、きっと多くの人が一度や二度は感じていること。
今、私はトラストコーチングスクール認定プロフェッショナルコーチトレーニングに挑戦しています。TCSのプロフェッショナルコーチは現在全国で6名のみ(合格率3%)の狭き門。そして、その本当の難しさは本気で目指さない限りはわかることもないのだろうと思っていました。
トレーニングが進む中で、思い出したことがあります。それは、いつだって自分が大幅に急成長したのは、覚悟がない、力不足、そんなことは重々承知でも、今の自分の最大限で前に進むしかないという環境にいたときでした。
そんな中でも、たとえ思ったように出来なかったとしても自分で責任が取れるというものと、多くの人の顔や未来が浮かび『こけるわけにはいかないぞ』と感じるときでいうと、最後の最後まで自分を奮い立たせる言葉をかけながら走り切ることができるときは、後者の方だったように感じます。
人生の中で、そんな風に『火事場の馬鹿力』が出せるタイミングは、自分の意思でコントロールできないことも多いのかもしれません。予期せず抜擢された立場やミッションから何かにチャレンジするということも実際にあるかもしれませんね。
ただ、実際にはそんな力も普段からもっともっと磨き養えるはずで、それはバッターボックスに立っていないときにいかにそんな視点や覚悟で過ごすので大きく変わってくるのだと思います。
私なんて、、まだ早い、、そんな風に自分にかけている言葉は、自分を守っている言葉でもあるけれど、今いる枠の中に自分を優しく閉じ込める檻でもある。私だったら、と考えるときの方が、数倍頭を悩ませながらたくさんの自分の伸びしろに目を向けざるを得なくなる。
きっと、今私がしているのはそんな挑戦なのだと思います。
人に迷惑をかけてしまうかもしれない挑戦は、遠慮するのが大人という決めつけをいつの間にか持っていた私。だけど自分を正しく評価して、冷静に判断するためには、バッターボックスに立つ覚悟を持ちながら自分の伸びしろに誰よりも気づく努力が必要でした。
きっと、誰かと夢や未来を共有しながら描くことができるの限り、まだまだ私は成長できる。そんな風に感じさせてくれるプロフェッショナルトレーニングの場と、チャレンジする意欲を下さった私に関わってくださっている皆さまへの感謝が溢れた1日でした。