一年前の今頃は、マザーズコーチングスクール代表が描き下ろした絵本『鏡の中のぼく』を背負い、インドのバラナシにあるマザーベイビースクールにお邪魔していました。『鏡の中のぼく』は、マザーズコーチングスクールの代表、馬場啓介が描き下ろしたこの絵本は、読む人によって色々な「質問」がうかんでくる「コーチングの絵本」です。
子育てを頑張っている世界中のお母さんへ、そして《孤独をなくす》ために世界中の子ども達へ伝えたいメッセージ。
私がお邪魔をしたバラナシのマザーベイビースクールには、現地でも貧困層にあたる子どもたちが無償で学校に通っています。教育の機会を与え可能性を広げるためにという思いにとても共感をして、マザーズコーチングスクールより絵本の寄付に出向かせいました。読み終わった後、こども達から飛ぶ様々な質問や、「早く帰ってママに会いたい!」「兄弟に会いたい!」といった感想に、絵本の朗読から何かを感じ取ってくれていることがとても嬉しかったです。
そして、物質的な豊かさと心の豊かさがイコールにはならないということも頭でわかっていたけれど改めて子ども達に教えてもらった気がしています。何がなくても、子ども達の顔はこんなに輝いていて、今を楽しむことの大切さをわかっている。そんな風に感じました。
信号機も数えるほどしかなく、牛やヤギや猿や犬といった動物と共存している街、バラナシ。子ども達の多くは学校が終わると一目散に家に帰っていき、家業の手伝いなどをしながら家族と時間を過ごします。大好きな時間は、お母さんの膝でサリー(インドの民族衣装)にビーズをつける時間だったりお父さんと牛と畑を耕す時間だったりするそうです。
そんな時間の中で、大切な人を大切にするとはどういうことなのかきっと子ども達は学んでいくんですね。
そんな子ども達の大切な時間の中に、自分自身も大切にすることを忘れず温かい関係を築いていってほしいなぁと願わずにはいられません。こちらの貴重な経験を下さった、マザーベイビースクールの皆さまや、絵本の英読をヒンドゥー語に訳してくださった現地の先生、そしてマザーズコーチングスクールの事務局のみな様にとても感謝しています。
インドの子ども達からもたくさんの感想をいただいた『鏡の中のぼく』
ぜひ、ご覧になって見てくださいね。
《無料動画(ピアノ伴奏つき)はこちらから》
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https://www.youtube.com/watch?v=JJhpdz-hoeU
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